今年年明け1月の政策金利の発表を受けて、現在主要銀行のプライムレートは5.2%、公定歩合は3%になりました。不動産購入への資金調達がしやすくなった現状の元、不動産の市況は変化があったのでしょうか?気になる方、どうぞ最後までお読み下さい。

まずは最新の統計データをチェック。(2025年2月)
メトロバンクーバーの2月の総取引件数は1827件
前年比(2070件)で、11.7%ダウン
過去10年平均を(2571)28.9%下回る結果となりました。
2月に新しく市場に売りに出た物件の数は5057件。
前年比(4560件)で10.9%アップ
過去10年平均(4530)を11.6%上回りました。
では売れ行きは?

一戸建ての売上比率 10.7%
タウンハウス 18.5%
コンドミニアム 16.8%
今一番需要が多いのはタウンハウスだという事が見て取れます。
値動きは以下の通りです。
と、上記は統計データを日本語でわかりやすくまとめました。
次は現場で働くいちエージェントとしての感触です。
今の不動産市場は、"綱引きのような市場"と言えそうです。
買い手、売り手、どちらも大幅な利息カットがこの綱引きを引き起こしている原因と言えます。
買い手は、まだ金利が下がるかも知れないという望みを持っています。
次の政策金利の発表は3月12日。ここに注目している買い手が多くいます。
対する売り手は、金利が下がった事により、月々の支払いが大きく増えてしまう、という事態を免れました。所有する不動産をキープ出来ると安堵する売り手が多く存在します。
それは何を意味するかと言うと・・
別にどうしても今買わないといけない、っていうわけじゃないという買い手
と、
別にどうしても値段を下げてまで売り急ぐ必要はないという売り手
こうして、不動産マーケット内で、綱引きのような両者のパワーゲームのような事が起きているのが今の状況なのではないかと思われます。
物価高騰、米国との関税問題、こうした背景の中、人は金銭に執着せざるを得ないのかも知れません。
以上、最新の不動産市場でした。最後までお読み下さりありがとうございました。
どなたかにお役に立つものとなりましたら嬉しいです。
バンクーバーの不動産に関わるご相談は依田敦子までご連絡ください。

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まずは最新の統計データをチェック。(2025年2月)
メトロバンクーバーの2月の総取引件数は1827件
前年比(2070件)で、11.7%ダウン
過去10年平均を(2571)28.9%下回る結果となりました。
2月に新しく市場に売りに出た物件の数は5057件。
前年比(4560件)で10.9%アップ
過去10年平均(4530)を11.6%上回りました。
では売れ行きは?

一戸建ての売上比率 10.7%
タウンハウス 18.5%
コンドミニアム 16.8%
今一番需要が多いのはタウンハウスだという事が見て取れます。
値動きは以下の通りです。
一戸建て | タウンハウス | コンドミニアム | |
前年比 | 1.8%↑ | 1.2%↓ | 2.8%↓ |
前月比 | 0% | 1.7%↓ | 0.1%↓ |
と、上記は統計データを日本語でわかりやすくまとめました。
次は現場で働くいちエージェントとしての感触です。
今の不動産市場は、"綱引きのような市場"と言えそうです。
買い手、売り手、どちらも大幅な利息カットがこの綱引きを引き起こしている原因と言えます。
買い手は、まだ金利が下がるかも知れないという望みを持っています。
次の政策金利の発表は3月12日。ここに注目している買い手が多くいます。
対する売り手は、金利が下がった事により、月々の支払いが大きく増えてしまう、という事態を免れました。所有する不動産をキープ出来ると安堵する売り手が多く存在します。
それは何を意味するかと言うと・・
別にどうしても今買わないといけない、っていうわけじゃないという買い手
と、
別にどうしても値段を下げてまで売り急ぐ必要はないという売り手
こうして、不動産マーケット内で、綱引きのような両者のパワーゲームのような事が起きているのが今の状況なのではないかと思われます。
物価高騰、米国との関税問題、こうした背景の中、人は金銭に執着せざるを得ないのかも知れません。
以上、最新の不動産市場でした。最後までお読み下さりありがとうございました。
どなたかにお役に立つものとなりましたら嬉しいです。
バンクーバーの不動産に関わるご相談は依田敦子までご連絡ください。

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