バンクーバー近郊で、家を探していて、30万ドル前後のとんでもなく安い家のリスティングが出てきて、(え~っ!?30万ドル?)って二度見した経験のある人、けっこういらっしゃるみたいです。
たまにお客さんと雑談中に話題になります。

それは
FLOATING HOME いわゆる水上家屋。
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画像はイメージ画像ですが、こんな風に川に浮く家屋です。一定の位置に固定されていますので
ハウスボートとは異なります。
2024年12月6日の今日現在、リッチモンドに3件、ラドナーに2件、売りが出ています。
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写真のように2階建てのものあります。電気、水道が繋がっているものがほとんどです。
下水に関しては、汚水処理タンク使用の物件もあります。

今日は、このフローティングハウスについて、ざっと説明したいと思います。

まず、水上家屋は、川面に係留している為、借地権となり、実際には土地を所有しません。
その為、このような借地権の水上家屋の固定資産税はとても安い、という利点が挙げられます。

そうなると、魅力的に感じるかも知れません。

お客さんから「どう思います?率直な意見を聞かせて下さい。」と実際問合せが来た事もあります。

私のエージェントとしての任務はいついかなる時も正直にありったけの情報を開示し提供する事。

以下が、水上家屋に関する不動産屋さんの見解です。

ー 固定資産税はとても安いのですが、代わりに毎月Marina Office(海洋事務局)に、$1000~$1500の係留費を払う事になります。

ー 売却利益を狙う投資としては不向き。
  借地権であるという事に加えて、需要枠がとても狭い。

ー 近年の気象の劇症化も決して無視出来ない。川の氾濫が起きるリスクなど。

ー 家の大敵は、、、、『湿気』
  川面に停泊する水上家屋は、木材の腐朽の進み具合が早いであろうと推測されます。

上で述べた事を重々に理解の上、それでも買いたい、という人。
・・いるんです!、、、、、

釣りが3度のご飯より好きというような方が買ったわよ、、、と同僚が話してくれた事があります。
その方は自家用ボートをお持ちで、それを家の目の前に停めて、ほぼ毎日釣りに出かけるんだとか。家を出て3歩でボート、みたいな事ですものね。タイムシェアと同じようなものかな、と思います。
投資としては不向きだけれど、自分自身が存分に愉しむ、というもの。

というわけで、今日は実際にバンクーバー近郊にもある『FLOATING HOME』(水上家屋)について、みなさんと情報をシェアしてみました。

最後までお読み下さりありがとうございました。
素敵な冬をお過ごし下さいますよう。




ンクーバーの不動産に関るご相談は依田敦子までご連絡ください。
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