今日、仕事の帰りにスーパーで買い物をした時の話。

一人の買い物客が、陳列されていた商品を棚から落とされました。
もちろんわざとではないのですが、ひとつを手にとった時に近くのものが一緒に落ちてしまったのでしょう。

私は少し離れたところにいて、偶然その場面を見ました。

その方は、落ちたものを拾わずにそのまま行かれてしまいました。

すると、そのすぐ近くにいた杖をついた一人のご老人がそれを拾おうとしました。
杖を付いているという事は足が悪いんでしょうね、しゃがむ事に大変な苦戦をされていました。

私はそのご婦人に小走りで駆け寄り、私が拾います、と言って床に落ちた商品を拾って棚に戻しました。

杖をついたそのご婦人は私に何度も「ありがとう、ありがとう!」と言うのです。

別にこの方が落とされたものでも無いわけなのに。。。。。

私が杖をついて歩くお婆さんになっていたとして、しゃがむ事も大変な状態で、
落ちたものを拾おうとするかなあ、、、

こういう誰も見ていない場面での、こういう人としての立派な姿。

今日偶然出会ったこのご婦人のあの「ありがとう。。」と言った笑顔が暖かくて暖かくてドキッとしました。

短いですが、なぜだかブログに書き残しておきたい衝動に駆られました。
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人の存在の美しさに触れたような、そんな日でした。

最後までお読み下さりありがとうございました。

(世界情勢が混迷する今日でも、この世の中まだまだ捨てたもんじゃない。)





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