こんにちわ。

今日はこの秋の不動産の動きを最新の統計データから見ていきたいと思います。

9月のグレーターバンクーバーの総取引件数は1926件
前年比 1701件 13.2%上昇↑
過去10年の平均件数と比較すると、26.3%減少↓

Sales-to-Active listing ratio(*売り出し物件の数に対して売買成立した割合)はどうでしょう?

一戸建て 12.6% 
タウンハウス 21.6% 
コンドミニアム 21.3% 

*ここで注目は一戸建てです。
価格の値下がりが生じるパーセンテージです。
10件中、1件が売れるという事を表しています。

物件タイプごとの値動きです。

  一戸建て タウンハウス コンドミニアム
前年比 5.8%↑ 5.3%↑ 5.8%↑
前月比 0.2%↓ 0.5%↓ 0.2%↓


この記事を書いている10月20日現在、新規売り出し物件の数は平均レベルに戻ってきています。
ただし、今の物価高騰、金利高騰を受けて、買い手の購買能力の維持は難しくなってきています。

来週、カナダ銀行の政策金利に関しての発表があります。
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もしここで、さらなる金利引き上げを行えば、市場は停滞します。

急激な景気減退を招く要因ともなり得ます。
その場合、速やかに安定成長へと移行させるべく、政府は対応策を持つのでしょうか?

金利が上がれば、

景気停滞に対する回避策が投じられない限り不動産市場は供給過多になる可能性が大きくあります。
金利高騰でモーゲージの更新が厳しくなれば、新規売り出し物件の数が増える事も予測されるからです。

来週の国銀の発表に注目です。
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*現場で働く不動産やさんの見解*

70万~80万ドル以下はまだ健全な動きが見られます。
金利高騰の背景があっても、融資の認可が下りやすい金額帯です。
市場に出して即刻売却とはいかないまでも、買い、売り共に比較的良好な取引の継続が見込めそうです。

最後までお読み下さり、ありがとうございました。
お役立て頂ける情報となりましたら幸いです。





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