本日3月8日、カナダ銀行は固定歩合を現状の4.5%のまま据え置きと発表。
この背景を踏まえて、ここから不動産市場がどう動くかが注目されています。

それでは最新の統計データを解説していきます。
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バンクーバーの2月の取引件数は1808件
前年比 47.2%ダウン
前月比 76.9%アップ
過去10年の平均売上げに対しては、33%の減少

前年比や過去の平均的売り上げ件数と比較すれば、不動産市場の停滞は続いていると言えますが、
但し、売り出し物件の減少は底を着いた兆しがあり、徐々に増えて来ています。
動きとしては、”じわじわ”と穏やかな傾斜の上向きな動きが読み取れます。

現在のSales-to-Active listing ratio (*売り出し物件の数に対して売買成立した割合)です。

一戸建て 16.8% (前月10.2%)
タウンハウス 30.1% (前月13.4%)
コンドミニアム 25.8% (前月16.7%)

上のデータからも”じわじわ感”が読み取れます。少しずつゆっくりではありますが、
市場回帰の兆しが見られるようになりました。

価格の変動です。
 
ここに表れているのは、
やはりタウンハウスは需要度が高いという事、
そしてコンドミニアムは手が届きやすいという事、
そういった背景が、一戸建てとのこの差ですね。

データ上では、高級住宅地であるウエストバンクーバーや郊外の一部の地域を除いて
ほぼ全域で、底値を脱した数字となっています。

バンクーバーの市場には、購買能力やニーズがあるにも関わらず、好機を伺っている潜在市場がひそんでいます。ここが停滞の突破口だと思われます。

お役に立つ情報となりましたら幸いです。
最後までお読み下さりありがとうございました。

素敵な週末をお過ごし下さいますよう!



バンクーバーの不動産に関するご相談は依田敦子までご連絡ください。
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