先日7月5日に、バンクーバー不動産協会から6月の統計データが公開されました。
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現在カナダ国銀行の公定歩合は1.5%
9月には2%へとさらなる引き上げが予測されています。

引き締め、引き締め、と政府は利上げに対して強固な姿勢を見せていますが、あまりにも短期間内での急速な利上げは、実際のところ、経済成長の抑制という本来の目的を果たさず、経済の停滞を引き起こすのでは、というリスクを生んでいます。

不動産は株式同様、経済背景に影響されます。

利息が上がって、市場はどう動いたのでしょうか?
早速、最新の統計データを見てみましょう。

まず、売り上げ件数が落ちました。

前年比 35%↓
前月比 16.2%↓

6月のバンクーバーの総売り上げ件数は、過去10年の6月の平均売上を23.3%下回る結果が出ています。

買い手は、今の経済状況を鑑みて、慎重に時間をかけてマーケットを注視するようになり
結果、売り物件の数が増えるという傾向です。

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次に、Sales-to-Active listing ratio (*売り出し物件の数に対して売買成立した割合)を見てみましょう。

一戸建て 14.3%
タウンハウス 31.5%
コンドミニアム 30.2%

平均取引価格$2,058,600の一戸建てには、手が届きにくくなっている事が数字から読み取れます。

最後に相場価格の動きをチェックしてみましょう。

 

一戸建て

タウンハウス

コンドミニアム

前年比 

13.4% 

17.8%  ↑

12.7% 

前月比 

1.7% 

2.2% ↓

1.7% 


予想通りの結果がデータに反映されていますね。
住宅ローンの利息が上がることによって、買い手の購買能力が落ちてしまった事を引き金に
相場価格は下落傾向を表しています。(2022年6月の統計データ)
*ただし、リゾート地ウィスラーのコンドミニアムなどは引き続き上昇傾向にあります。
前月比で5.7%↑、過去3か月で12.1%↑の相場の値上がりです。
コロナ禍ならではのトレンドなのでしょう。人の少ない郊外のコミュニティーが好まれているのか、はたまた、海外旅行のコロナ規制による煩わしさから、国内でのバカンスに注目が集まっているのか、いずれにしても興味深いデータです。

来月公開される不動産統計データはどのような動きを示すのか
注目しておいて、損は無さそうです。

最後までお読み下さり、ありがとうございました。
心より感謝しつつ。。。


バンクーバーの不動産に関するご相談は依田敦子までご連絡ください。
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