昨日は年明けからチケットを買っていたバッハのチェンバロ演奏会に行って来ました。

まだピアノが出来る前の時代、鍵盤楽器として使われていたハプシコードの音楽を聴きに出かけて来ました。

クラシックを鑑賞し始めたのは、今年に入ってからで、美しい曲に触れる度に
”ああ、死ぬ前にこんな綺麗な曲と出会えて良かった”と思うのです。(知らないまま死んでしまってはもったいなかった)って。(笑)

バッハ
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18世紀、ドイツが生んだ有名な作曲家、オルガニスト。ヨハン・セバスティアン・バッハ

演奏者は、Ton Koopmam 氏。 オランダでは、彼のドキュメンタリー映画が放映されるなど
かなりの有名人らしく、日本でも92年に東京芸術劇場でコンサートを開いたという経歴があります。
御年、75歳。(!!!)

会場はダウンタウンのChirst Church Cathedralで、
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なんとも美しい会場でした。
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ハプシコードは、残念ながら複製品で2018年にここ地元ウエストバンクーバーで作られたものでした。
http://www.tomlinsonharpsichords.com/index.html
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それにしたって、美しい。。18世紀のジョージアンスタイルのデザインが再現されていて、
レプリカとわかっていても、感動しました。(お部屋に飾ったら、どんなに素敵だろう、、、)

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なんと優雅で高貴なデザイン。

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現存する貴重な貴重なアンティークなオルガンはこんな感じ。(フリー画像の中で発見!!)

ピアノには無い、なんとも言えない甘美な音色でした。


うっとりするとは、、、(広辞苑によりますと)
   美しいものに心を奪われるさま。また、快さに身をゆだねるさま。
この日本語表現が、昨日の私の感想を完璧に表しています。

生の音色は本当に素晴らしかったです。

それに、この曲、277年に前に作られた作品(芸術)。(1738年~1742年にかけて書かれた曲)
今もこうして277年前の音に接する事が出来る幸せ。

バッハが53歳の時に作った曲なのですって。

本当に素敵な一夜でした。
会場を出たら、とたんに信号、高層ビル、、、
まるで魔法が溶けたかのように、一気に現実に戻されてしまいましたけど( ;∀;)

このように素晴らしい芸術が途絶える事なく、後世に永久に受け継がれていくことを
心から願い、サポートさせて頂く意味も込めて、これからもクラシック音楽の世界を愉しみたいと思いました。

クラシック音楽の世界を私に紹介して下さった方に、あらためて感謝です。
(今まで知らなかったものを)新たに知る、という喜びを与えて頂きました。


読んで下さり、ありがとうございました。
引き続き、素敵な秋をお過ごし下さいますよう。。。


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