FIRST-TIME HOME BUYER INCENTIVE (FTHBI) なるものが出来ました。
今年の9月に出来た制度ですので、まだ耳に新しいものかと思います。

こちらは初めて家を買う方に向けての、政府からの奨励金貸し出し制度になります。

早速、出来るだけわかりやすく説明します。

*まずは早速この制度を受ける為の条件*
1.初めて家を買う
  過去4年間、不動産名義には名前があっても実際には住んでいない、
  また離婚をして、独身となって家を買うのは初めて、という方も含まれます。

2.総所得額が12万ドル以下(共働きの場合は加算した合計額)

3.融資を受けるのに必要な最低頭金5%が用意出来る事、
  そして奨励金を使って払う頭金が購入額の20%を超えない
  (奨励金は頭金として使われるので)
  
4.融資額は総所得額の4倍まで(12万ドルの所得の場合、借りられるのは48万ドルまで)

↑   ↑   ↑   ↑   ↑   ↑   ↑   ↑   ↑   ↑   ↑

これらの内容でOKな方が、政府からの奨励金を受け取る事が出来ます。

*次に、貸し出される奨励金の金額について*

中古物件の場合、購入する物件価格の5% 50万ドルの場合、$25,000
新築物件の場合は、購入する物件価格の10% 50万ドルの場合、$50,000

これを頭金として充てる事が出来るのです。

ここからはQ&A方式で・・・・!(^^)!

Q. 利子は?

A. 無利子です。

Q. 返済の期限は?

A. 将来、家を売却する時、もしくは25年後、どちらか早い方、その時が返済の時となります。

Q. 借りた金額を無利子で、ただ返せば良いんですか?

A. そうだったら良いのですが、、、答えは”いいえ” です。仕組みはこうです。
   例えば、15年後、家を売ったとします。そして家の価値が上がり売却益が出たとします。
   その際の返済額は、売却価格の5%、または10%になります。5%なり10%を政府が
   所有しているといった考え方です。

Q. それじゃあ、市場価格が下がって買った時よりも低く家を手放した場合はどうなるのですか?

A.  その際も、売却価格の5%、または10%になります。政府も損失を負うのです。

Q. 家を売る前に返済出来そうだったら返済したいんですが、そんな事も出来ますか?

A. 出来ます。Early Paymentに対して、罰則はありません。
  とにかく、返済するタイミングの、市場価格に見合った返済額になります。

*それでは、この新しい制度をまとめてみたいと思います*
不動産やさんの見解です。

まず、融資額の上限を総所得額の4倍までとされてしまったら、この制度を使うが為に
購入価格が低いものに強いられてしまう事が懸念されます。

それに、バンクーバーやトロントなどの都心部では、平均不動産価格が高額で
この制度は意味を為さないような気もします。

確かに、月々の住宅ローンの返済額は、この制度を使う事により、$100~$300ぐらいセーブ出来ると言われています。でも、20年後、25年後の市場価格の上昇が大きければ、その期間ローンの返済でセーブ出来た総額よりも、返済額の膨らみの方が大きい、という事もあるかも知れません。

この制度はかなり限られた人に適しているかと思います。

都心部を除く、郊外で初めてのマイホームを購入される方、そして、現在収入は問題なく安定していて頭金が足りない事だけが購入に踏み切れない理由という状況の方、返済は早いうちに出来る見通しがある方、検討される価値はあるかと思います。

最後に1点、この制度は、セカンドモーゲージのような扱いで不動産登記簿に記載がされます。
この手続きに別途弁護士費用がかかります。

私のお客様には、とにかく無理をせず、リスク管理を徹底して、最良の選択肢をとって欲しいというのが私の願いです。

読んで下さり、ありがとうございました。




 バンクーバーの不動産に関するご相談は依田敦子までご連絡ください。
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