前回のユニコーンの記事でも書きましたけれど、私は陶磁器のインテリア雑貨が好きで
中でも特にヨーロッパのものに、魅了されます。うっとりします。

陶磁器で有名なのは、ドイツのマイセン、ドレスデンですよね。
マイセンの創立は1708年、ドレスデンは1715年。
当時、中国から渡った白磁器は、欧州では憧れの芸術品で、国王のアウグスト2世は
腕利きの錬金術師を、なんと城に監禁して、作品を作らせたとか。。
今でも、アンティークのコレクターが感嘆の声を思わずあげてしまうのは、
なんといっても、その精巧さと、綿密さ、落ち度の無い完成度、と言われています。

我が家には、残念ながら、ヨーロッパ白磁器の頂点に君臨するマイセンもドレスデンも無いのですが、シッツェンドルフ(Sitzendorf)があります!!1760年に創立し、1884年移行、ドレスデンのスタイルを取り入れた作品を数多く産出している、ドイツでは知られた窯です。
芸術性は、マイセン、ドレスデンに劣ることなく、素晴らしくて素敵です。

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私のアンティークです。
18世紀のヨーロッパに想いを馳せて、、甘美な気持ちになります。
男性に一輪のお花をプレゼントされた様子が、表現されています。
(夜、キャンドルライトとの相性が抜群に良いです!)

見て下さい、この精巧さ。
これが全て手作業で作られているんですから、そう思うと、(わぁ。。)って思わず声が出てしまいます。

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指一本一本まで、仕事の細かいこと!!!

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洋服の感じから、何から何まで、細かく良く出来ていて、本当に素晴らしい!!
(今の時代、こういうものは希少です!)
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このマークが、シッツェンドルフ窯である事の証明です。
ビクトリアに遊びに行った時に、アンティークのお店で買ったのですが、
1900年前後である事は間違いない、といったような説明でした。
大好きな白磁器だったので、この購入は迷いませんでした。迷いゼロ!
好きなモノに出会えた時って、迷いませんね。

私の場合、古いから価値がある、とかいう感覚はないのですが、

ただ、その背景を知り、歴史に想いをめぐらせると、
(ええっ♡ドイツ?ハプスブルク家?)と、華やかな時代に胸をときめかせ
ますますドーパミンが出るのです。

*ドーパミン=快の感情





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