16世紀後半、ヘンリー7世の統治時代からエリザベス1世へと移り、
あの有名なウィリアム シェイクスピアが活躍した時代に誕生したエリザベス様式(ELIZABETHAN)。


この時代のエリザベス様式の建造物やインテリアを一言で言うと、
ずばり、豪華絢爛。派手派手。凝りに凝った装飾。
何の為? それはやはり権力や富を強く主張する為、と言われています。
郊外に建てられたこのようなエリザベス朝の建築物は、PRODIGY HOUSEと呼ばれ、
イタリアのルネッサンスの影響と、ゴシック、チューダーからのイギリス様式とが
混ぜ合わさったものとされています。

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これが、そのPRODIGY HOUSEの代表的なもののひとつ。
HARDWICK HALL
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エリザベス朝建築の特徴は、平らな屋根と窓の多さです。
グレートホールと言われる富を象徴する巨大ホールを中央に、左右対称に作られています。

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またこのような屋根やベランダのbalustrade(手すり、欄干)まで、凝ったデザインで装飾されているのも、この建築様式の特徴です。

内装で、特徴的なのは、石膏で天井をコーティングするParge Workが挙げられると思います。
とにかく、凝ったデザインが、天井、床、壁、家具、全てに見られるのです。

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天井をズームすると、、、、

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この飛び出ている装飾は PENDANT と呼ばれる垂れ下がりの装飾です。
エリザベス様式のインテリアによく見られます。

私は、ここまで凝っていなくても良いのですが、”天井を飾る”というアイディアには、大賛同します!

エリザベス朝の家具はというと、チューダー朝スタイルを引き継いでいて、
やはり重厚感があり、それに加えて、これでもか、という装飾がされているので、
エリザベス様式は、一言でいうと、シンプルの逆。ごちゃごちゃ、です。(笑)

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見て下さい。↑ これが、エリザベス朝式家具の一例です。
こういった家具に壁一面にタペストリーや、派手な額縁に入った肖像画などを飾っていたのですから、超賑やかなお部屋、ですよね。

今の時代でも、壁一面を絵や写真で覆いつくすインテリアを見る事があります。
この起源は、この16世紀後半にまで遡るという事になりますね。


読んで下さり、ありがとうございました。

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